1956-02-24 第24回国会 衆議院 予算委員会 第12号
次に、財政投融資、金融の関係におきましては、民間資金の活用と資金委員会、東南アジア貿易振興資金、その他につきまして、質疑応答がかわされましたが、一、二点紹介いたしますと、まず外貨の活用に対する政府の見解は、手持ち外貨の活用には異論はないが、外貨ポジシヨンが現状で安心できるか、今後賠償の影響が出てくることも考慮し、またその活用が単なる補助金となる危険を避けるためにも、もうしばらく検討を要するということでありました
次に、財政投融資、金融の関係におきましては、民間資金の活用と資金委員会、東南アジア貿易振興資金、その他につきまして、質疑応答がかわされましたが、一、二点紹介いたしますと、まず外貨の活用に対する政府の見解は、手持ち外貨の活用には異論はないが、外貨ポジシヨンが現状で安心できるか、今後賠償の影響が出てくることも考慮し、またその活用が単なる補助金となる危険を避けるためにも、もうしばらく検討を要するということでありました
(拍手)特に年末賞与非課税をもつて人気取り立法なりとなすがごときは、租税体系の中に占める勤労所得税のポジシヨンのいかなるものかを理解しておらない頑迷な所論であります。もとより、われわれも、輿論の人気の上に立つ政党であり、また政党人でありますから、善意の立案、善政の結果としての人気を拒む必要はごうもありません。
この点につきましては、本日午前中の委員会におきましても御説明いたしました通りでございまして、私は現在のところ、日本の通常の需要量に合致させまするために、而も日本の現在の外貨のポジシヨン等から顧みて、輸入がなかなか困難と思われまする部分を、たまたまアメリカの余剰農産物を購入することに協力することによりまして而も米国側としては、日本側がドルを使わずに、円でこれを購入することに対して援助を与える、この両者
併しながら現在の一方外貨のポジシヨン等の関係からいつて、正常な外貨の割当てをするのにはなかなか困難であると感じておりました。その部分を日本側としてはこの処理契約によりまして買入れをしようとするものでございます。従つて日本側の立場とすれば現在のところは通常の需要量の枠内にあるものを入れようということに相成るだろうと思いまする
そこで現在——十月末現在と申しますか、十一月一日現在の日本の外貨のポジシヨンはどうであるかということをまず伺いたいと思います。この数字はあとでお調べ願つてもけつこうであります。
従つてその短期間につくつた米を船のポジシヨンに合せて次々発送しておる。従いましてその検査はどういうぐあいにしてやつておるかといいますと、まずイタリアの国内の米の取扱い機関でありますエンテ、ナシヨナル・リシがその年の米穀の標準検査をして、それを発表して、それに基いて行つております。そのときには今日問題になつておりまするイエロー・グレーンというのは〇・二五パーセントと発表されております。
御案内のようにキヤツシユ決済になりますと、スターリングになりまして、わが国のスターリング・ポジシヨンの関係もございますので、大きくキヤツシユ・トレードの道が開けますことは、これは非常に問題だろうと思います。なおこまかい問題の立て方によりまして、いろいろな場合を考えて行きたいと思いますが、大きくキヤツシユ決算の道を開くことはなかなかむずかしいのではないかと思います。
○国務大臣(愛知揆一君) これは外貨全般の問題でございまするが、やはり上期におきまして全体の枠を拡げるということは、全物資についても非常に無理かと思いますけれども、只今申しましたように、下期についてはまだきめてもおりませんし、又上期におきましても、私は全体論として申しておるのでありますが、例えば輸出が伸びるとか、特需が伸びるとかということで、去る三月に予想いたしましたよりも外貨のポジシヨンが多少でも
○岡田(秀)政府委員 私は基本的な考え方といたしましては、要するに日本の外貨ポジシヨンが非常に悪くなつて、二十八年度のような経済のやり方を今後引続いてやつて行くということは、わが国の経済としてもやつて行けない。
そうした場合に、日本の外貨ポジシヨンの問題からしまして、ある程度の混乱が世界経済に起きることも考えられますので、この辺の因果関係の御説明は若干循環の道があるかと存じますが、いずれにしましても、ある程度国内の需給安定をさせまして、国民経済の混乱を少くさせるということが一応この法律の目標という中に入り得ると考えてよいのじやないかと存じております。
従つて対外為替ポジシヨン或いは国際収支のために止むを得ない場合は輸入制限が行われることを認めるというのが戦後の各条約における慣例となつておりまして、この第三条におきましても第一項で輸入制限を無差別にするという原則規定を置きました関係上、それに対しまして例えば日本が国際収支は非常に悪いために、止むを得ない場合は輸入制限をすることができるという余地を残したものであります。
元来カナダにおきましては米国と共に為替上の対外収支のポジシヨンが非常に強固でありまして、カナダは米ドルと同時に同じく自由交換の通貨となつております関係上、他の国のように直接の輸入制限はいたしておりません。輸入に対する障害は、原則として外国間の輸入を関税によつて規制する政策をとつております。
○吉岡政府委員 紡績の大小によりまして原料のポジシヨンが違うという面は、御指摘の通り綿につきましても毛につきましても同様の事情があると思います。
ところがリコールということは、もう一度そのポジシヨンにつきまして選挙し直すというのが本来の建前であろうと思いますので、ここに予備委員の制度があります関係上、全員のリコールということを考えましたのと、それからなお、その他いろいろ理由はあるのでありますが、一つには、少数派といいますか、委員の中の少数を代表しておる者、これは過半数の投票によりましてリコールということが可能であります場合には、常に不安定な状態
のいろいろな措置をとりまぜて行いまして、中小企業者の金融上の地位を改善したいというのが考え方でございますが、なお、何と申しましても市中銀行が、中小企業に対する金融の大宗でございますので、この市中銀行からの中小企業向けの貸出しというものを、より以上に円滑化するために、金融機関方面に対しましても協力を求め、また日本銀行等に対しましても、少くとも現在行われております金融引締めのしわが、直接に中小企業者の金融のポジシヨン
これは質問でありませんが、外貨ポジシヨンに関連してお願いをいたしたいのであります。 第二点の問題でお伺いいたしたいのは、先ほど通産当局からの御説明の九項目の第四点の、輸出の秩序の整備の問題に関連してでありますが、輸出秩序の確立は、現在輸出入取引法があるので、これの活用にまつて行きたい、こういうふうな説明があつたようであります。
この前松尾調整部長から外貨の位置につきまして説明があつたのですが、新年度に入り、新年度当初におきます外貨ポジシヨンはどうなのかということを第一点に伺いたいのであります。この前のときは推定数字であつたようでありますが、外貨ポジシヨンがどうなつているか、まずお伺いしたい。
しかし一歩海外に出まして、いわゆる国際金融市場において、この人たちのポジシヨンがどうかということになると、まるで問題になつておらぬという点を発見しまして、これはわが国自体の今の国際金融市場における劣勢を悲しむとともに、今の国内で論議されているこうした為替銀行の専門銀行をつくるやいなやという問題に対して、からまわり的な議論に終始しておる。
従いまして各省の具体的な事情に応じまして、それが現在の常勤労務者の中で真に構成的なポジシヨンを占めるようになりますならば、これは定員の中に含まれるのが理論的には筋であります。
前回にも率直に申し上げたつもりなんでありますが、たとえば外貨のポジシヨンだけから考えて、理論的に行けば、二十九年度の輸入計画というものは、十九億ドルでもあるいは多過ぎるのかもしれません。そういう議論も出得ると思うのであります。
○平岡委員 一月末における全国銀行の預金と貸出しのポジシヨンを見ますと、預金におきまして大体二兆六千四百億、それから貸出しにおきまして二兆六千七百六十億ですか、ほとんど一緒で、むしろ逆に貸出しが三百五十億ほど多いのです。通常の預金と貸出しのポジシヨンはどんなふうにあるべきなんですか。
まず第一に、大臣から御説明申し上げました現在並びに今後の日本経済の動きの中で、中小企業として最も注意を払わねば相ならぬと思われます点は、まず外貨ポジシヨンが非常に日本に対して都合の悪い状態になりつつある。本年度末におきまして、わが国の外貨の状況が相当減少を来している。
これは日本とやや情勢が違うのでありますが、かつてイギリスが外貨ポジシヨンが非常に悪くなりまして、六億ポンドぐらいでございましたかの輸入の切捨てをやりましたとき、イギリスは国営貿易のような状態であつたと思いますし、食糧につきましても、主要なものについては統制をいたしておつたのでございます。